受け継がれるダイヤモンド
お母さまからご自身の婚約指輪を手渡され、
お嫁さんに贈る婚約指輪にジュエリーリフォーム
若い男性のお客様で、これからご結婚されるお嫁さんへ婚約指輪を作るためにお越しくださいました。
お客様は仕事の関係で数か月間三島に赴任し、お母さまとお嫁さんはそれぞれ違う県にお住まいとのことです。
2〜3か月後には愛知県の本社に戻り、それからご結婚されるとのことでした。
2〜3か月後には愛知県の本社に戻り、それからご結婚されるとのことでした。
お客様のお話によると、お母さまからご自身の婚約指輪を手渡され、
「この指輪を使って、婚約指輪を作ってあげなさい。」
とおっしゃってくれたそうです。
お母さまの婚約指輪は立爪のダイヤモンドリングで、ダイヤモンドは1.00ctアップ、一目見ただけでもハイクラスとわかる美しいダイヤモンドが留められていました。
新しく作る婚約指輪のデザインに関しましては、お客様もどうしたら良いのか全く分からないとのことでしたので、私達からは、
・1.00ctのハイクラスのダイヤモンドであるから、品質に見合うような重厚感のある枠に
・メレーダイヤモンドも高品質なものを使う
・何年経っても着けやすいシンプルなデザイン
・メレーダイヤモンドも高品質なものを使う
・何年経っても着けやすいシンプルなデザイン
というような内容でご提案させていただきました。
そして、何点かのダイヤモンドリングをご覧いただきながら、こちらのクロスしたデザインをお薦めさせていただいたところ、お気に入りくださいました。
枠は新しく製作し、中央に4本爪の石枠を付けて、両サイドにメレーダイヤモンドを敷き詰めるというデザインです。
メレーダイヤモンドはカラーレス、カットはハート＆キューピットの高品質なものを入れることになりました。
ご注文をいただいてから約1か月。
生まれ変わりました新しい婚約指輪がこちらになります。
生まれ変わりました新しい婚約指輪がこちらになります。
シンプルで重厚感のある指輪へと生まれ変わり、ダイヤモンドは白く眩い輝き、両サイドのメレーダイヤモンドも繊細な煌めきがとてもきれいな仕上がりになりました。
お客様にも大変お喜びいただき、
何度も何度もご覧になりながら「すごい！」とニコニコしてくださいました。
また、お客様は婚約指輪を譲ってくれたお母さまにも贈り物をしたいということで、ダイヤモンドを外した立爪の枠を利用してペンダントもお作りさせていただきました。
デザインも悩みましたが、お母さまのお名前のイニシャルNに、誕生石のガーネットをお入れしています。
お客様の優しいお気持ちに尊敬しながら、お母さまやお嫁さんは他県にお住まいの為にお目にかかることはできませんでしたが、皆さま揃ってお喜びくださることを心から願っております。
あまり詳しくない赴任先で当店をご利用くださったことにとても感謝しております。
ありがとうございました。
