真珠ネックレスのお手入れ方法

オーロラ天女 真珠化学研究所鑑別書付

真珠のネックレスが痛んでしまう理由
真珠の珠が痛む
真珠はカルシウム質の薄い膜が何重にも重なり美しい光沢を放っています。着用後のお手入れを怠っていると、汗や化粧品の付着によって表面のカルシウム質が溶けてしまい、テリがなくなったり、黄ばんしてしまうことがあります。
糸が痛む
真珠・象牙・水晶のネックレスなど、多くの場合が素材の中心に穴を開け、その穴に化学繊維の糸やステンレスワイヤーを通して組まれています。
糸は湿気や乾燥、温度などにより丁寧に扱っていても経年劣化は起きてしまい、切れやすくなってしまいます。
ステンレスワイヤーであっても汗や宝石との擦れによって、サビや傷が原因で切れてしまうこともありますので、着用後のお手入れは行うようにしてください。

切れてしまったパールネックレス


真珠のネックレス
お手入れは基本的に拭くだけ!

パールクロス

汗などが真珠に付着したままにしておくと弱酸性によって真珠層が破壊されてしまいますので、使い終わったら柔らかい布で一粒ずつ揉むようにやさしく拭いてあげてください。
保管場所は「光(紫外線)」と「湿気(湿度の変化)」が少ない環境をお選びください。また、防虫剤から発生するガスで真珠を劣化させてしまう可能性がありますので、防虫剤の近くには近づけないようにしてください。

パールクロスをお付けしております。

パールネックレスをご購入の方には真珠てりクロスをお付けしております。
真珠科学研究所 鑑別書裏面

花珠真珠の鑑定鑑別書の裏面にも「真珠のお手入れ 4つの基本」が記載されています。
・着用後は、必ず拭いてから保管してください。
 汗や化粧品による光沢の鈍化を防ぎます。
・宝石や貴金属と直接触れ合わないようにしてください。
 きずがつくのを防ぎます。
・光の当たらない所で保管してください。
 長い年月からくる、黄ばみを防ぎます。
・極端な乾燥や湿気はさけて保管してください。
 長い年月からくる、ひびやわれを防ぎます。
糸で組まれているネックレスは水やお湯に浸けるのはNGです!
糸は乾燥方法を間違えてしまうと痛みやすくなってしまいますのでお控えください。万が一、水分に浸けてしまった場合には日の当たらない風通しの良いところで乾かしてあげるか、もしくはジュエリーショップにお尋ねください。
真珠ケース パールキーパー

パールキーパー

真珠科学研究所が開発した真珠の保管に最適なケースです。パールキーパーには「湿度調整」「吸水・吸油」「防錆効果」という大きな3つの機能が備わっています。当店でもご用意しておりますので、お気軽にお問合せください。
真珠ネックレスの糸替え時期の目安
使用頻度や保管状況によっても異なりますが、糸で組まれているネックレスは5年以上経過していたら糸替えをしてあげると安全にお使いいただけます。
5年を超えると使用状況に関わらず糸が弱ってしまっていることがありますので、着ける前に伸びてしまっていないかどうかご確認してみてください。
確認方法は、真珠ネックレスを真っすぐ伸ばした状態で金具部分を指で摘まんで持ち上げて下さい。 この時に金具と真珠の間に糸が半玉分くらい見えていたら糸が弱ってきたサインです。
ステンレスワイヤーの場合は糸に比べて長持ちですが、ワイヤーが曲がってしまったり、錆びてしまっていると強度が下がりますので、7〜10年を目安にジュエリーショップで見てもらうことをお薦めします。
糸替え修理について
当店では基本的にネックレスの通し直しはワイヤー+オールシリコンで行っておりますが、お客様のご希望により糸のオールノットも承ります。なお、オールシリコンの場合は長さが1〜2cmほど長くなります。 お洋服に合わせたり、ご希望の長さで組むことができますので、お気軽にお伝えください。(ワイヤー+シリコン 3,500円〜、オールノット 6,000〜)

CATEGORY

真珠のマメ知識


アクセスMAP


大きな地図で見る

駐車場はこちらになります

ルピナス角の信号を広小路方面に、およそ40メートル先の左側に駐車場2台をご用意しております。
*この道は矢印方向への一方通行ですので、ご注意ください。

ルピナスの駐車場